平戸市の家畜市場で子牛の初競りが行われました。
平戸市田平町にある「JAながさき西海平戸口中央家畜市場」に、九州各地を始め、全国から購買者が集まりました。平戸市や佐世保市、松浦市など県北の3市2町で繁殖された生後8カ月から10カ月の子牛600頭を競り落とします。
「JAながさき西海」によりますと、去年は平均価格が46万円台と低迷していましたが、11月以降回復し、高値が続いています。初競りでは、80万円を超える場面が何度もあり、最高価格は97万円、平均価格は53万円でした。
佐世保市の生産者:
「きょうは良かったですね!肥育農家さんと我々生産農家ですけどお互い合えばですね。価格が。販売価格が」
平戸市の生産者:
「おかげで僕は3頭とも(売れて)何とか頑張ったかいがありました」
JAながさき西海・山本洋一専務理事:
「価格も少しずつ上がってきてますので、農協(JA)としても今年は販売高50億円を目指してやっていきたいと思います」
競り落とされた子牛は肥育農家に引き取られ、20カ月から25カ月ほど飼育された後、出荷されます。