女子決勝は、連覇を狙う島原中央と準決勝で第1シード長崎西を破り、2年ぶりに決勝進出を果たした鎮西学院の対戦です。
試合は第1クオーター序盤から黒のユニホーム島原中央が主導権を握ります。セネガル人留学生・カマラが長身を生かし、オフェンス・ディフェンス ともにゴール下での強さを見せます。
一方、白のユニホーム鎮西学院は、中に切り込んだ宇野木からパスを受けた古川がミドルシュートを決めると、古川から藤田の速攻。スピーディーなプレーでポイントを奪います。
第2クオーターでは、カマラを軸にインサイドでポイントを奪う島原中央に対し、外から狙う鎮西学院。この大会の前哨戦となった去年11月の中地区新人戦、決勝で島原中央に敗れ、リベンジに燃えています。古川がスリーポイントを沈めると坂井もスリー!さらに坂井からのアシストで古川がきっち
しかし、第3クオーターに入ると、島原中央は、連携プレーなどでポイントを重ね、リードを27点に広げます。
最終第4クオーターも勢いそのまま、島原中央が2連覇を果たしました。
【島原中央2年・カマラ ンディ ファトゥ選手】
「きょうはめちゃ頑張ったみんなと。練習もいつも入る練習しました。だからきょうゴール下、強かったです」「うれしいです。めっちゃうれしいです。ゲームも楽しかったです」
【島原中央2年・新粥ジェイニー姫梅主将】
「パーフェクトではなかったけどいい感じでボール運べたりとか、シュートも良かったと思います」「(九州大会では)留学生を生かしたオフェンスをやって、周りも留学生だけでなくて周りも得点に貢献できるような試合にしたいです」
優勝した島原中央と準優勝の鎮西学院、3位の長崎西と西海学園の上位4チームは、2月、大村市と諫早市で開かれる九州大会に進みます。
【鎮西学院2年・津田彩帆主将】
「今までの試合と違って決勝は、相手の高さだったり自分たちのバスケが通用しない部分が多かったかなと思います」「(九州大会では)最初から強いチームと戦うことになると思うので、しっかり強度の高いディフェンスから走ってブレイクで点を取るという自分たちのバスケができるようにしたいと思います」