【速報】壱岐高校が選抜甲子園「21世紀枠」に選出！長崎の離島勢では春・夏通じて初の甲子園出場

今年３月開催の第97回選抜高校野球大会の選考委員会が２４日に大阪市内で行われ、出場32校が発表された。2校が選出される「21世紀枠」に長崎県の壱岐高校が選ばれた。

長崎県勢の「21世紀枠」選出は初。長崎の離島勢による甲子園出場も、春・夏通じて初の快挙となる。

壱岐高校は九州と朝鮮半島の間に位置する壱岐島に校舎があり、野球部の選手21人全員が島の出身。去年の秋の県大会では、昨夏甲子園出場の創成館、甲子園出場経験のある大崎を準々決勝、準優勝で連続して撃破。創部48年目にして初の九州大会出場を果たした。

初出場の九州大会では、初戦で熊本第1代表の専大熊本玉名と対戦し、初勝利。準々決勝で沖縄第2代表のエナジックスポーツに敗れたものの、ベスト8に進出した。

「21世紀枠」は大会成績に加え、文武両道・困難克服・地域貢献の3点で評価され、ハンデを乗り越えて奮闘した学校に甲子園の出場権が与えられる制度。壱岐高校は、去年１２月発表の「21世紀枠」の地区候補9校に選ばれていた。

第97回選抜高校野球大会は３月７日(金)に組み合わせ抽選会。３月１８日(火)からの１３日間、兵庫県の阪神甲子園球場で行われる。