対馬市の寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像が5月上旬に日本に戻る見通しであることが分かりました。
2012年に対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像は韓国の浮石寺が「倭寇によって略奪されたもの」と主張し、所有権を訴えていましたが、2023年、最高裁が所有権は日本側にあると判決を下していました。
浮石寺によりますと24日に韓国で行われる日本側への引き渡し手続きの後、観音寺が仏像を貸与する形で約100日の法要が行われる予定です。5月5日までの法要が終われば、数日以内に対馬に返還する方針だということです。