3日(日・祝)、長崎交響楽団がベネックス長崎ブリックホールで「スペシャルコンサート」を開きます。
3日(日)の午後2時からスペシャルコンサートを開く長崎交響楽団。Jチャン長崎のバイオリニストも出演します。
バイオリン奏者・櫻田雅信気象予報士:
「今回は長崎にまつわる曲を2曲と、皆さんご存じの『展覧会の絵』という曲があるんですけれども、聞いたことがあるような曲も含まれているようなプログラムになっています」
今回演奏する交響詩「ながさき」と、「西海讃歌」は、長崎県合唱連盟などによる「スペシャルコンサート合唱団」と共に奏でます。
交響詩「ながさき」は、2001年に他界し、今年で生誕100年を迎えた作曲家團伊玖磨さんが長崎の歴史や原爆と向き合い、平和への願いを込めて作曲しました。
これまで楽譜が行方不明になっていましたが、長崎市役所の倉庫に保存されていたことが発覚し、半世紀ぶりの演奏が実現します。
1974年(50年前)の初演時にも「ながさき」を演奏フルート奏者・渡辺淑子さん:
「楽譜がそろって、たくさんのメンバーの方と、合唱の方と、一緒にやれて本当に懐かしいし良かったなと思います。市民の方に聞いていただきたいと思います」
長崎交響楽団コンサートミストレス・川口千穂さん:
「被爆地の長崎として、皆さんに平和を(音楽で)伝えられたらと思っています」
チケットは指定席2500円、一般自由席2000円、高校生以下の自由席は1000円です。