長崎市で32回目となる「ちびっこくんち」が開かれ、子どもたちの元気な声が街に響きました。
湊公園のステージでは長崎市内5つの幼稚園や保育園、こども園合わせて約270人の園児がそれぞれの練習の成果を披露しました。
花園こども園は今年の長崎くんちで銀屋町が奉納した「鯱太鼓」を披露。12人の園児が約33キロの山車を精一杯、担ぎ上げました。
長崎北保育園は長崎くんちで「五嶋町」が奉納した「龍踊」を披露。33人の年長さんが重さ30キロの龍を操り、生き生きとした動きで会場を沸かせました。
トリを務めたのは、来年3月で閉園する「桐ノ木保育園」。「最後の舞台」で「本踊」を披露しました。客席からは、「ショモーヤレ」の掛け声が飛びます。所望踊りでは、0歳児を含む園児全員と先生が全員登場し、桐ノ木保育園の集大成を華々しく飾りました。
園児:
「たのしかった」
園児:
(どんな姿見せた?)「かっこいい姿」
(今日の演技は何点?)「20点」
(何でそんなに低いの?)「むずかしかったから」
桐ノ木保育園・長岡尚子園長:
「感無量というか、今までのいろんなことが思い出されて感激しました。子どもたちも一生懸命してくれるのでちびっこくんち出て良かったねと思う」
今年のちびっこくんちも元気いっぱいの声と演技が観客を魅了しました。