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2024/10/07

【長崎くんち奉納踊り】二番町・八幡町「山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船」

荒波と鳩があしらわれた衣装を身にまとった八幡町の根曳たち。10年ぶりの奉納へ、やる気がみなぎっていました。

最年少根曳・高3城谷一心さん(17):
「午前2時半に起きて3時に家出てやる気を上げるために曲聞いて、うおーって」

長采・小崎亮平さん(43):
「この日が来たなと。荒々しさを前面に見せたい」

山伏道中と剣舞・弓矢八幡祝い船を奉納する八幡町。町名は江戸時代に山伏が創建した町内の八幡神社が由来です。

美しく、勇ましく…武と舞が織りなす「剣舞」は、小学生6人を含む16人全員が初めてです。神社に祀られる八幡様は弓の名手とされていて、演目の1つ、「扇の的」は、源平合戦で「弓の名手」那須与一が、平家方の船の上の扇を、弓で射抜く場面を表現しています。

荒々しさの中に見せる一瞬の静寂。「静」と「動」が魅力の「弓矢八幡祝い船」は、京都から山伏が諏訪神社に奉祷文を納めようと、侍大将に守られながら、荒波を越えて長崎に入港する物語です。20人中15人が初参加の根曳たちが表すのは荒々しい波。雨で滑りやすい中、重さおよそ3トンの船を豪快に回しました。

そして、八幡様の使いである白鳩が船から一斉に飛び立ち、会場を沸かせます。これで終わりではありません。船を5回転半回す大技「八幡返し」。根曳たちは、最後の力を振り絞り、曳き回しました。

剣士・三木絢菜さん(海星高校1年・初出演、今日が16歳誕生日):
「初めて馬場に出た時は思った3倍くらいの人がいて、観客に圧倒されそうだったんですけど、しっかりいつも通り出来て良かったなと思います。今までで一番多くの人に祝ってもらった。誕生日なので、とてもうれしかったです」

最年少根曳・高3城谷一心さん(17):
「雨で滑りました。回すときにツルッと滑ってこけかてけた危なかった。待機してる時は自分全然駄目なんじゃないかって緊張があってすごく心配だったんですけどいざ前に立ってみれば、いくぞというやる気しかなかったのでいい感じに出来たかなと思います。納得のいく奉納が出来ました」

囃子・小6城谷粋さん(11):
「最高の奉納になったと思っています。みんなで練習してきたことを全部発揮できたので悔いはないです」

長采・小崎亮平さん(43):
「諏訪に最初入った時かなり感慨深いものがあってこみ上げるものがありましたけれど、それを力に変えられたかなと思います。子どもたちもずっと練習きつい中、遅くまで頑張ってくれたので、その成果も十分出してくれたかなと思って感動しております」

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