3日に行われた「庭見世」も熱気に包まれました。
「庭見世」は、踊町が本番で使う傘鉾、演し物の曳物、担ぎ物のほか衣装や小道具、楽器、出演者たちに贈られた祝いの品などを披露する行事です。
「川船」を奉納する麹屋町の会場には采と根曳合わせて27人の似顔絵が並びました。訪れた人たちが必ず足を止める場所がありました。そこには…
訪れた人:
「マンボウじゃん・・・すごい」
普段、あまり目にすることがない巨大な「マンボウ」が祝いの品として届きました。重さは40キロ以上もあります。皆、驚きの声を上げ、スマホのシャッターを何枚も切っていました。
こちらの女性は根曳きの友人を応援しようと駆けつけました。
訪れた女性:
「川船すごくカッコいい。麹屋町の川船は特にカッコよくて小学校の同級生なんですけどぜひ、みんなで応援しようていって。20年以上仲がいいのでそのメンバーでお祝いをしました」
ご祝儀袋の「お花」は世界にひとつだけ。「めでタイ」デザインです。
根曳・堤由馬さん:
「最高の同級生に恵まれ、やっぱり地元っていいです」
午後7時ごろになると雨が降り出しましたが、通りは人・人・人。銀屋町に向かうと…この行列です。庭見世の会場に入るだけで20分以上もかかりました。雨に打たれる山車の鯱は幻想的です。
訪れた女性:
「私も小学校以来あまり来られていなくて、こんなににぎわっていたんだなあって。皆さん長崎の血だなと思います」