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2024/10/07

【長崎くんち前日奉納踊り】五番町・麹屋町「川船」

五番町は麹屋町の「川船」です。この日のために、采と根曳合わせて27人は、去年の11月から厳しい稽古を続けてきました。

長采・山本泰弘さん(56):
「歴代の諸先輩方々がやってきた荒々しく麹屋町らしいがむしゃらな船回しと迫力ある前進、バックとそういう気持ちを観客に伝えたい」

「川船」の見せ場のひとつは、魚を取る「網打」です。網打船頭を務めるのは、西浦上小学校5年の久米緩征さん(10)です。稽古の時、こんなことを言っていました。
「(本番ではどういう演技を見せる?)一網打尽で頑張りたいです」

網打を指導したのは、経験者で根曳の堤由馬さん。
そして麹屋町の「川船」の最大の魅力は、22人の根曳たちが息を合わせ挑む5回転半の船回し。踊り馬場の石畳には、雨が残り、船が滑りやすくなっていましたが…。

根曳・井手良平さん(40):
「この天候で出来たことでの喜び。もっと緊張するかなと思ったら喜び優先で最高というわけではありませんでしたが、今この場所で僕らの最高のパフォーマンスが出来たんじゃないのかなというところの安堵感が強い」

根曳・八木翔太郎さん(29):
「緊張が一気に切れた感じです。泣く予定じゃないです。全然、さあこれからという時なので気を引き締めてもう一回頑張ります」

網打船頭・久米緩征さん(小5):
「緊張はしませんでした。今までやってきた練習を本番で出せたのでよかったです」伝統を受け継ぐ…これも長崎くんちの魅力のひとつのです。

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