秋の九州高校野球県大会。今年夏、初戦敗退を喫した海星が3回戦進出です。
秋の九州高校野球県大会には、県内43チームが出場。来年春の選抜甲子園につながる九州大会(10月26日~11月1日・大分)の出場権は、上位2チームに与えられます。21日、ビッグNで行われた2回戦には今年の夏、第2シードながら初戦で姿を消した海星が登場しました。
先発は、エースナンバーを背負う本格派右腕・陣内優翔(2年・土井首中出身)。今年の夏、登板できなかった思いを胸にマウンドに上がります。
自己最速を更新する147kmのストレートを武器に、長崎工業打線から多くの三振を奪います。しかし、3点をリードする6回裏。1アウト2塁で、長崎工業は1番・木下。三塁線を破るタイムリーを浴び、その後も追加点を奪われ、差を1点に詰められます。
今年の夏、大きな課題だった打撃面では新チームになって4番に抜擢された1年生・小林が大活躍。タイムリー3塁打2本を含む、6打数4安打4打点の大暴れ。ピッチャー陣は、陣内の後を2人の1年生・鰐川隆夫、山中皓聖が継投。
両チーム合わせて23安打の乱打戦を海星が12対4の大差で制し、3回戦進出です。
【海星2年陣内優翔投手】「新チームになって自分がエースナンバーをもらって、初めての公式戦のマウンドだったので絶対自分のピッチングでチームを勝たせるという気持ちで、マウンドに上がりました」
九州大会出場権が決まる準決勝は、10月12日(土)の予定です。