長崎県少年少女空手道選手権大会には小学1年生から6年生まで約900人が出場しました。
8月の全国大会に出場できる2位以内を目指し学年別、男女別に競います。
組手競技は試合時間1分で「突き」や「蹴り」を寸止めで出しポイントの多い方が勝ちです。
同点の場合は、最初に取った「先取ポイント」を持っている方が勝ちとなります。
1年生男子決勝は原田謙秀くんと荒木心羽くんの対戦です。
「空手道誠空会」で一緒に練習する2人。
赤の原田くんがスピードのある中段突きで先にポイントを取ります。
原田くんはさらに中段突きを決め、開始からわずか17秒で2-0とリードします。
対する青の荒木くんはカウンターで上段突きを決め1ポイントを返すと再びカウンターで上段突き!2ー2の同点に追いつきます。
残り時間は24秒。
決めたのは青の荒木くん。鮮やかなカウンター3連発で逆転勝利!
荒木くんは「形競技」も優勝し2つの競技で頂点に立ちました。
5年生女子決勝は大会2連覇中の「空手道誠空会」城田阿璃実さんと
去年の全九州大会で準優勝した「和道会西北道場」の下村ひなたさんが対戦。共に実績十分のライバル対決です。
両者ポイントなく迎えた残り17秒。
赤の城田さんが相手の突きをかわしながら中段突きを決め先取ポイントを取ります。
追いかける青の下村さんは終了間際。前に出て勝負に行きます。下村さんの上段突きが決まり1対1。
しかしここで試合終了となり先取ポイントを持っている赤の城田さんが勝利しました。
涙の3連覇です。
そして形競技では、大会2連覇中の6年生女子「武當館生月」の道添由萌さんが迫力のある演武を見せました。3連覇達成です。
この大会で2位までに入った48人が8月の全国大会出場権を獲得しました。
長崎県少年少女空手道選手権大会の熱戦は、6月16日日曜午後1時55分からNCC長崎文化放送の特別番組で放送します。