長崎県内の新型コロナウイルスの報告患者数が8週ぶりに前の週を上回りました。
ゴールデンウィーク最終日からの1週間(6日~12日)、県内70の定点医療機関から県に報告された新型コロナウイルス患者は170人で、前の週より52人多く、8週ぶりに増加しました。1医療機関当たりの平均患者数は2.43人で、2週ぶりに2人を上回りました。
地区別では、県北地区が6.75人、県南地区が3.50人、上五島地区が3.33人とほかの地区より多くなっています。
県環境保健研究センターは、「前の週はゴールデンウィークで、病院も休診していて低い数字となった(1.69人)。連休前と比べるとほぼ変わっていない」としています。また「ゴールデンウィークの混雑による影響は今週から来週にかけて出てくる可能性がある」として引き続き、場面に応じたマスクの着用や手洗い、三密の回避などの基本的な感染対策を呼び掛けています。