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2024/05/07

56年前の火災を教訓に 長崎市浜町のアーケードで防火訓練

アーケードの屋根を開放する訓練も。長崎市浜町で56年前の火災を教訓にした防火訓練が行われました。

訓練は長崎市浜町のハマクロス3階の店舗のコンセントから出火した想定です。

浜町では、1968年5月10日、1日に二度にわたり、商業施設の浜町センターと公衆浴場を火元とする火災が起き、15棟が焼け、31人がけがをしました。

これを教訓として1970年に発足した自衛消防隊「浜町青年会」と浜市商店連合会が毎年訓練を実施していて、今年はハマクロスの店舗の従業員など約40人が参加しました。

従業員が初期消火の手順や客の避難誘導を確認し、消防隊が負傷者を救助しました。また、火災による煙がアーケード内に充満するのを防ぐために浜町青年会が屋根を開放する手順も確認しました。

訓練に参加した・川口優志さん:
「お客様の避難誘導とかそういった流れを一通り把握することができたのでいい機会だったかなと思います」

浜市商店連合会・三山格会長:
「最近でも北九州で火災が発生したりしています。私たちからすると本当にぞっとするような火災ですので、訓練を普段からやって、皆さん方に啓蒙しながら、まずは防火、そして皆様方がお客様を含めて安全に避難していただくことを心がけていきたいと思います」

長崎市消防局管内では今年1月から5月7日までに39件の火災が発生し、5人が死亡しています。

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