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2024/04/30

波佐見陶器まつり 牛島アナも満喫

東彼・波佐見町できのう始まった「波佐見陶器まつり」には大勢の人が訪れ、にぎわいを見せています。その盛り上がりをNCCの新人、牛島アナウンサーが取材してきました。

牛島ひかりアナ
「波佐見陶器まつりにやって来ました~。オープンしたばかりなんですが、すでにたくさんの人で賑わっています」

焼き物の町、波佐見町のゴールデンウィークの恒例イベント「波佐見陶器まつり」。メイン会場の「やきもの公園」には、窯元や商社など150店舗が出店しています。ゴールデンウィーク中日の平日も午前9時の開場直後から大勢の波佐見焼ファンでにぎわいを見せていました。

牛島ひかりアナ
「仕事で来たのにウキウキしています」新人の牛島アナにとって、今回が人生で初めての「波佐見陶器まつり」です。

牛島ひかりアナ
「見てください!よりどり3個1000円ってなってます」

最初に訪れたのは、創業56年の窯元・和山。陶器まつりでは、市場には出回らないアウトレット品を定価の3割から最大8割引で販売しています。

和山廣田和樹社長(55)
「持ってみてください」

牛島アナ
「軽っ!持っている感じしない」

会場限定で販売する新商品のShabbyシリーズのアングルボウル(1800円)。別の商品の製造工程で余った生地を再利用し、シンプルでマットな質感に仕上げました。

牛島アナ:
「これが余ったもので作った…SDGsですよね」

このように今年の陶器まつりで目を引いたのは、「SDGs」や「多様性」をキーワードにした商品です。

中学生:
「給食食器の無料配布を行っております」

波佐見中学校が出店するこちらのブースで来月2日までの3日間限定で実施するのは、廃棄予定の給食用強化磁器約4000枚の無料配布です。波佐見中学校が取り組むSDGsプロジェクトの一環として、生徒会のメンバーが中心となり企画しました。1人3枚まで誰でも無料で受け取ることができるということもあり、初日の朝からすでに大盛況でした。

波佐見中学校3年・盛円香さん:
「まさかこんなたくさんいらっしゃると思わなかったのでビックリの方が強い」

波佐見中学校3年・岡村琳華さん:
「小さい子から大人の皆さんに給食食器を手に取って貰えてとてもうれしい」

「多様性」を意識した商品を販売していたのは窯元の山下陶苑です。

牛島アナ:
「見てください!このパステルカラーのお皿たち」

長崎の方言で「あたたかい」を指す言葉から名付けられた山下陶苑のオリジナルブランド「nucca」。特長は全12色で展開するカラーバリエーションです。茶碗は大・中・小の3サイズから選ぶことができるため、色も大きさも自分好みの器を探すことができます。

山下陶苑企画担当・山下祐子さん:
「ちょっとした色の変化がすごく楽しみと言って家族それぞれ1色ずつ買って行く人も」

陶磁器の卸問屋「aiyu」が販売していたのは、「誰でも使いやすい」を重視したユニバーサルデザインを取り入れた波佐見焼です。

牛島アナ:
「(手に取って)すごくフィット感があります。こちらはどういった商品なんですか?」

aiyu小柳勇司代表(42):
「取っ手が特長的なんですけどユニバーサル(デザイン)人間工学に基づいて実際に持ちやすいとか使いやすいを追及している。例えばこういった丼も若干耳を付けることで取りやすくしている」

牛島アナ:
「耳があることで機能性抜群で」ユニバーサルデザインを取り入れたマグカップは定価2200円が税込み1300円。丼は定価2200円を半額の1100円で販売しています。

aiyu小柳勇司代表(42):
「波佐見焼の持ち味の日用食器に特化していくと使いやすさ・利便性が出てきて市場に出回っているものはそういうものが多い」

この他、陶器まつりでは、子どもから大人まで楽しめる体験型のスポットも充実しています。こちらは陶磁器商社の浜陶が今年から初めて実施する1回500円の「やきものガチャ」。景品は特賞、大当たり、中当たり、小当たりの4種類。小当たりでも800円相当、特賞の場合は4000円相当の波佐見焼が当たるハズレなしのくじ引きです。波佐見陶芸協会のブースでは、土から器の形を作るろくろ成型の体験ができます。

牛島アナ:
「堪能しました~。結構買っちゃいました。今何時ですかね。時間があっという間に経ってしまって満喫しました。」

初めて参加した牛島アナも大満喫の「波佐見陶器まつり」は来月5日(日)まで。

主催者は期間中、24万人の人出を見込んでいます。

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