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2024/04/14

【9回裏2死から…】春の九州大会出場懸けた高校野球・県大会 決勝<長崎日大>ー<海星>秋の県大会決勝と同カードのライバル対決

春の九州大会出場を懸けた県大会が行われました。決勝戦、試合が動いたのは、9回裏2アウトからでした。
【岩本忠成アナウンサー】「高校球児たちにも春がやってきました。九州大会に出場できるのは、優勝校のみです。」

準1対戦

5日、ビッグNで行われた準決勝第1試合は長崎日大と創成館が対戦しました。1対0と長崎日大リードで迎えた3回表。長崎日大の4番、キャプテンの⑤加藤が2打席連続のタイムリー2ベース。去年夏の王者・創成館と拮抗した争いで、3対3のまま9回を終え、ノーアウトランナー1塁2塁から始まるタイブレークへ。10回表、長崎日大は、満塁からダブルプレーの間に3塁ランナーがかえり1点を追加します。

西尾顔

エース・西尾は、U-18高校日本代表候補に選ばれながらも、合宿には参加せず、この大会に出場しました。チームを九州大会へ!気迫のこもったピッチングで158球を投げ10回を完投。4-3で、長崎日大が決勝進出です。

【長崎日大①西尾海純】「チームを勝たせるピッチャーにならなくちゃいけない。気持ちの面ではどんな試合でも気持ちは崩さないように投げなくちゃいけない。」

準2対戦

第2試合、鎮西学院と海星の一戦は海星の打線が爆発。5回までに16安打10得点を挙げ、コールドで勝利しました。

【海星⑧田中蒴太郎主将】「次は相手(長崎日大)のピッチャーが結構良い。自分たちの野球をすることを徹底してやっていきたい。」

三丸8顔

そして、7日の決勝は去年秋の県大会と同じカード、長崎日大と海星のライバル対決となりました。九州大会の出場権を懸けた一戦、長崎日大の先発、背番号8の三丸悠成。3回にピンチを背負います。2アウト満塁で海星のバッターは4番④永田。見事、3球三振に抑えます。その後も、四死球でランナーを出しながらも、要所を抑えるピッチングでホームベースを踏ませません。

加茂顔

一方、海星の先発は、エースナンバーを付ける①加茂。四死球を与えない打たせて取るピッチングで長崎日大打線に対し、凡打の山を築きます。8回までに両ピッチャーとも打たれたヒットは2本。無失点ピッチングを見せます。

素晴らしい投手戦に、それぞれのお父さんの気持ちは、ドキドキです。
【三丸勇太さん(42)】「ドキドキです。もうドキドキですね。抑えて仲間を信じて頑張ってもらいたい。」
【加茂孝介さん(47)】「ドキドキして落ち着いて見られません。自分を信じて投げてもらうだけ、楽しんで。」

三丸vsはまべ

9回表、海星にチャンスが到来します。2つのフォアボールとワイルドピッチで、2アウト1塁3塁。バッターは、1番⑥濱部。
【海星⑥濱部大間】「2アウトだったので自分が決めると思って(打席に)入りました。」
三丸がサードゴロに打ち取り、無得点に抑えます。

三丸さよなら前

その裏、長崎日大は2アウトランナーなしで、2番⑦松藤。ライト前ヒットで出塁。そして、3番ピッチャーの⑧三丸。
【長崎日大⑧三丸悠成】「最後は自分で決めてやるという気持ちが最初からあった。」
【実況】「良い当たり。ライトライン際、ボール転がる。1塁ランナー3塁回った。ホームへ突っ込む。サヨナラ!ピッチャー三丸が自らのバットで試合を決めました。」

さよなら

秋の県大会決勝と同じく、1-0で長崎日大が海星に勝ち、九州大会出場を決めました。
【長崎日大⑧三丸悠成】サヨナラの一打についてー「自分は高めの変化球を待ってて、それがちょうど来たのでそこを思い切り振れたので良かった。」ピッチングについてー「バックの支えがあってこその自分のピッチング。きょうはとても守備に感謝したい。」

全員集合

九州大会は、20日から佐賀で開かれます。(20~25日、さがみどりの森球場)
【長崎日大⑤加藤太陽主将】「もう優勝しか見てないのでしっかり全員で一戦一戦目の前の相手に向かっていって優勝目指して頑張っていきたい。」

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