長崎の治安を守る警察官の卵が夢への一歩を踏み出しました。県警察学校で入校式が行われました。
宣誓・篠原拓人巡査(22):
「良心に従い、不偏不党かつ、公平中正に警察職務の遂行に当たることを固く誓います」
今年は大卒程度の初任科短期課程に43人、高卒程度の初任科長期課程に42人、一般職に12人、合わせて去年より29人少ない97人が入校しました。
中山仁本部長:
「警察の職務に対する誇りと使命感を胸に、これからの長崎県の治安を担う警察職員として大きく成長されることを祈念する」
97人のうち24人は女性警察官。22歳の緒方楓佳巡査もその一人です。
警察官の父の背中を見て育ち、自身も志しました。
緒方楓佳巡査(22):
「私も父のように強く厳しく、時に優しく、県民の皆さまから親しまれる、頼りになる警察官になりたい」
初任科短期課程の緒方さんは、これから約6カ月間、寮生活をしながら法学や実務などの勉強に励みます。
ここまで育ててくれた両親ともしばしのお別れです。
緒方楓佳巡査(22):
「頑張ります!」
父・緒方良一郎警視(県警本部地域課長):
「頑張ってください」
長期課程は10カ月間、一般職は4週間かけて必要な教養を学び、県警本部や交番などに配属されます。