県警は生活安全部と警備部に新たな部署を設けました。
警備部に22日発足した「警衛対策課」は来年秋、県内で開催される第40回国民文化祭及び第25回全国障害者芸術・文化祭の警備計画などの業務に当たります。
また、生活安全部に発足した「生活安全捜査課」は生活安全部に事件の種別ごとに所属を分けて配属していた事件特捜係を集約したものです。
発足式には22日付で着任した警察官約40人が出席し、それぞれの部署の課長が辞令を受け取りました。
警備部参事官兼警衛対策課長・細川誠警視:
「長崎県における行幸啓は平成26年の長崎国体以来11年ぶり。行幸啓に伴う天皇皇后両陛下の御身辺の安全確保、お集まりになった歓送迎者の皆様の雑踏事故防止の対策をして、警備の万全に尽くしたい」
生活安全部参事官兼生活安全捜査課長・濵田次則警視:
「社会情勢や経済情勢等の変化に伴って、犯罪の手口等もインターネットを活用したいろんな手口が発生していて、非常に捜査も巧妙化、悪質化しているのが現状。そうした事案に対し迅速的確に対処していきたい」
中山仁本部長は「1年半という限られた時間を有効に使い、諸対策を的確に推進してほしい」と訓示しました。