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2024/04/03

花散らしの春の嵐…大雨でトラック横転事故も

24時間雨量は佐世保で110ミリを超えています。トラックが中央線をはみ出し横転する事故も。雨の影響とみられます。

小栁亮雄記者:
「きのう満開が発表された県内の桜ですが、雨の影響で一部が散っています」

黄海から日本海付近に進んだ低気圧と、そこから九州付近に伸びた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は大気の状態が非常に不安定となりました。
2日午後7時の降り始めから3日午後4時までの降水量は、佐世保市干尽町で112.5ミリ、平戸で93.5ミリ、松浦で86.5ミリ、五島市木場町で80ミリ、新上五島町有川郷で79ミリにのぼりました。

中嶋航大記者:
「午前10時半の佐世保市です。非常に激しい雨が降り続けています。走行する車も水飛沫を上げながら走っています」

佐世保市では午前11時11分までの1時間に51.5ミリの非常に激しい雨が降り、午前11時21分から午後1時48分まで大雨警報が発表されました。(宇久島は除く)
最大瞬間風速は雲仙岳で29.2メートル、大村で22.6メートル、長崎で22.1メートル、口之津で18.8メートル、佐世保で17メートルなどを観測しました。
風雨の影響で九州商船の長崎と福江を結ぶジェットフォイルと長崎と有川を結ぶ高速船、佐世保と上五島を結ぶ高速船が全便欠航しました。
空の便は、オリエンタルエアブリッジ(ORC)の長崎と壱岐、対馬、福江を結ぶそれぞれの便が始発から欠航しました。

長崎地方気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
降り続いた雨の影響とみられる事故も起きています。

中嶋記者:
「佐世保市江上町です。トラックが中央線をはみ出し横転しています。道路は片側通行となっています」

午後1時すぎ、佐世保市江上町の市道「田の頭安久の浦線」では、1.5トントラックが横転する単独事故がありました。トラックを運転していた40代の男性は自力で脱出し、けがはありません。同乗者はいませんでした。
現場は、緩やかな右カーブを抜けた下り坂で、路面は雨で濡れていました。トラックは走行中に道路左側ののり面に衝突し、横転したものとみられます。早岐署が詳しい事故の原因を調べています。

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