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2024/03/14

思い出と希望を胸に新たな一歩…県内の公立中学校で約1万1200人が卒業

14日は県内多くの公立中学校で卒業式が行われました。ありがとう。そしてさようなら。それを見守る家族。思い出と希望を胸に溢れる涙を拭いてまたあしたへ向けて新たな一歩を踏み出します。

長崎市立桜馬場中学校では138人が門出の日を迎えました。大塚潤校長は卒業生一人ひとりに「おめでとう」と声を掛けながら卒業証書を手渡し、はなむけの言葉を贈りました。

大塚潤校長:
「人間には無限の可能性と未来がある。私たちは微力かもしれないが無力ではない。そして一生懸命頑張るあなたの周りにはあなたを応援しようとする仲間がたくさんいるきっとあなたを支えようと一緒に行動する人が現れる。あなたが問題を解決しようと描いた夢や希望、それらがかなうように心から応援し、祈っています」

卒業生答辞・片山蒼梧さん(15):
「138名の最高の仲間とめぐり合えたこと。3年間笑い合い、涙を流し、喜びを分かち合えたこと。そしてきょうという日迎えられたこと。全ては偶然ではなく必然だったのだと思います。桜馬場中学校で過ごした3年間に最上級の感謝を伝えます。ありがとう、大好きです」

卒業式の後は、思い出がたくさん詰まった教室で最後のホームルーム。

大久保真生さん:「3年2組大好きです!」

卒業生はこれまで支えてくれた友人や家族、先生に感謝の言葉を伝えました。

中村龍騎さん:
「3年2組は笑顔あふれる元気なクラスで朝来たら隼市が『おはよう』と言って、そこから1日が始まる感じがして、行事とかにもみんな前向きで参加してくれるし、みんなが僕の名前を呼ぶたびにこのクラスで良かった。僕はこのクラスに囲まれて、卒業できて良かった」

大森菜桜さん:
「このクラスになった時はちょっと嫌だなとか不安だったが、一緒に行事とかを頑張って、みんなと卒業出来て良かった。みんなと笑い合ったり、たくさん思い出を作れて本当に一生の宝物」

担任・林美奈子教諭:
「いろいろあると思うが、生まれてきてよかったと、自分はこのために生きてきたんだなという瞬間がたくさんあると思う。その小さな幸せとかを見つけられる人になってほしい」

生徒からは担任の林美奈子先生や副担任の長澤先生、3年間学年主任を務めた小賦先生に花束のサプライズが。

松本ひかるさん:
「心の中にずっと支えてくれる友達。これからもずっと仲良くしたいし、大人になっても会いたい存在」
片山蒼梧さん:
「高校になっても思い出はきっと消えないと思うので、心の中でためておいて、いつか辛い時に思い出して笑いたい」

県内では、この春、168の公立中学校から約1万1200人が慣れ親しんだ学び舎を後にします。(※去年5月時点で11211人)

県立の中高一貫校、長崎東中では116人が卒業の日を迎えました。2020年から去年までは、新型コロナの影響で規模を縮小していたため、制限のない式は2019年3月以来5年ぶりです。

卒業生は、担任から一人ずつ名前を呼ばれると壇上に上がり、立木貴文校長から卒業証書を受け取りました。

立木校長は「自分の価値観を大切にし、どのように生きたいかを真剣に考えてほしい」とエールを贈りました。

最後のホームルームでは、3年間を振り返る動画を見たあと、卒業生は先生や仲間、そして家族に…素直な思いを伝えました。

中村幸隆さん:
「江口先生(数学担当68歳)個人的におじいちゃんみたいだなと思って、自分は父母のおじいちゃんが生まれる前からいなかったかったので本当のおじいちゃんみたいで親しみやすかった。1年間ありがとうございました」

工藤杏樹さん:
「お父さんが毎日送ってくれたりお母さんがお弁当を毎日作ってくれたこととかすごくうれしかった。普段あんまり伝えられないけど本当にありがとう」新聖裕さん:「皆さんに謝らなければならないことがある。うるさかったしクソガキでした。でも皆さんと会えて本当に良かった」

河野惠耀さん:
「お母さんは毎日欠かさず弁当を作ってくれて、弁当を開ける時に母さんの料理が出てきた時は本当にうれしかった。お父さんも毎日仕事が大変なのに俺の作文を見てくれたり、スピーチ聞いてくれて、本当にうれしかった」

卒業生のほとんどは併設の東高に進学します。

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