２１チームが熱戦！県中学校サッカー新人大会

県内の中学校や地域クラブ２１チームが出場した、サッカーの新人大会が諫早市で行われました。沖縄で開かれる九州大会出場を懸けた決勝は、去年と同じカードとなりました。

【長崎南山中コーチ】
「まずこの１試合に全てを懸ける」「仕掛けるエリアになったら仕掛ける簡単に簡単にプレーする」
【諫早中コーチ】
「シンプルなプレー、あっちもシンプルなプレーでボディーブローのようにするだけ。こちらもシンプルに返すだけ。我慢強くよ我慢強く」

県中学校サッカー新人大会の決勝は、連覇を狙う長崎南山中に、去年、南山に決勝で敗れ、リベンジに燃える諫早中が挑みました。
試合開始早々、赤のユニホーム南山は１年生でミッドフィールダーの松本。
【長崎南山中１年⑮松本光選手】
「フォワードの（古川）夢羽路選手にクロスを出したつもりなんですけど、たまたま入ってしまったみたいな感じです」
松本のクロスが枠をとらえ、南山中が先制します。
さらに追加点を奪おうと再三ゴールを狙う南山中に対し、諫早中のキーパー坪井が素晴らしい守りを見せます。
【諫早中２年①坪井誠志朗選手】
「絶対に勝つぞ！という気持ちでゴールを守りました」】
坪井の堅い守りで、諫早中が前半を１失点に抑えます。

エンドが変わった後半２分、南山中は、セットプレーのチャンスでキッカーは、キャプテン・濵口。
【長崎南山中２年⑤濵口瑚宥主将】
「（中村）楓くんに決めてもらいたいという気持ちで蹴り込みました」
濵口のコーナーキックをミッドフィールダー・中村が頭で合わせゴール！
【長崎南山中２年⑦中村楓選手】
「（濵口）瑚宥くんがいいボールを上げてくれたので、あとは合わせるだけでした」「正直うれしかったです」
２人で練習を重ねた濵口と中村が息の合ったプレーで、南山中がリードを広げます。
後半５分、２点を追う白のユニホーム諫早中は、井川が前線へパスを出すと、抜け出したフォワード・中島がシュートチャンス！しかし、オフサイドとなります。
一方、南山中は、後半１６分、ミッドフィールダー・深堀が３点目を奪います。
試合終了間際、ゴールを奪いたい諫早中は、中島のパスを受けたフォワード・江入が相手を交わしシュート！しかし、ボールは惜しくもゴールポストに弾かれ、反撃もここまで。
３対０で勝利した長崎南山中が２連覇を達成。長崎の第１代表として、３月・沖縄で開かれる「九州中学Ｕ－１４サッカー大会」に出場します。

【長崎南山中２年・濵口瑚宥主将】
「めちゃくちゃうれしいです」「一人ひとりがチームを引っ張っていくような
気持ちで頑張ってきました」

【長崎南山中１年・松本光選手（先制点）】
「サイドチェンジとかどんどん多く増やして、チームに貢献できたらいいなと思います」
【長崎南山中２年・中村楓選手（２点目）】
「去年は、初戦で負けてしまったけど先輩たちの借りを返しに優勝目指していきたいと思います」

準優勝の諫早中は、３月、島原市で開催の第２代表が参加する「オール九州Ｕ－１４サッカーネクスト大会」に出場します。
【諫早中２年・大町一颯主将】
「決定力を上げる練習をし、それを試合でも生かせるようにしたいです」
【諫早中２年・中村公哉主将】
「（九州大会では）チーム一丸となって１勝でも多く出来るように頑張りたいです」