4年ぶりの完全復活です。西海市で「雪浦ウィーク」が始まりました。
西海市民:「うれしいです。ずーっと来ていたので(コロナ禍前も)だから今回は行けるのですごく楽しみにしていました。だから1日目に来ました」
西海市大瀬戸町雪浦。ここでは24年前から地元の人たち手づくりの雑貨や食べ物などで町をPRする「雪浦ウィーク」を開催しています。コロナ禍で2020年から3年間は開催を取り止めていました。
雪浦ウィーク事務局・渡辺督郎さん(66):「久しぶりの雪浦ウィークで本当にもう完全に復活できるということで、もう本当に心の底から喜んでおります。新たな出会いだったり、懐かしい出会いだったり楽しみです」
今年はコロナ前と同じ規模となる約60店舗が出店しています。創業明治33年(1900年)の老舗「川添酢造」。ここでは訪れた人たちをもてなす無料の飲み物が用意されています。
牧山貴光記者:「優しい味なんですね」
川添酢造・川添晋作さん(42):「米麹ともち米だけで作っているんですよ。1日に出来上がった甘酒になります。海も山も川もある日本の昔ながらあるような田舎の風景というところが良いところだと思う。そこを見ながらのんびり歩いていただきたいなと思います」
川添酢造では1杯400円で楽しめる特製の「甘酒スムージー」を今回初めて販売しています。
こちらはひと月前に横浜からUターンした井田美由紀さんです。自宅の庭の一角を使って手づくりの手芸品などを展示・販売しています。
井田美由紀さん:「今年が初めてなものですから、どんなものかは分からないですけど、私たちにできること地元に貢献できることを考えた結果がこんな形になりました」
歩いているとお腹がすきますよね。今回初出店となる「マルタモ(maru-tamo)」の「スパイスカレー」はいかがでしょうか?
牧山貴光記者:「あんまり辛くはないんですね」
マルタモ・井手保さん(55):「今回は辛いスパイスはあんまり使っていない。お子様たちも来ると思うので」
約10種類のスパイスを使い、野菜などの食材も地元産にこだわった「スパイスカレー」は1日60食の限定販売です。
マルタモ・井手保さん(55):「何もないけど、こうやって癒やされる場であって、この雪浦ウィークを機会にまた新しいファンが増えてもらって、心癒やされに来てもらったりとか自然が豊かなところを楽しんでもらえればなあと思う」
通りでは雪浦小学校の児童らによる1日限定の青空コンサートも開かれていました。
まち歩きをしながら西海市の自然や地域の人たちとの交流が楽しめる「雪浦ウィーク」は5日(金)まで。実行委員会は1万人の集客を目指しています。