Youtube

YouTube

2023/11/23

【長崎】住宅街にある天然の湯”ゆりの温泉”リニューアルオープン「非日常の1日過ごして」水道光熱費高騰で危機感…クラウドファンディングで資金募り改修

【長崎】住宅街にある天然の湯”ゆりの温泉”リニューアルオープン「非日常の1日過ごして」水道光熱費高騰で危機感…クラウドファンディングで資金募り改修

コロナ禍を乗り越え、再出発です。西彼・長与町の温泉施設「ゆりの温泉」がリニューアルオープンしました。

「天然の湯ゆりの温泉」は、住宅街で本格温泉が楽しめると、2007年のオープン以来、年間約1万人が利用してきました。
リニューアルでは、浴場のタイルをすべりにくく剥がれないシートに張り替え、老朽化したボイラーを取り換えることで運転効率が15%上がり、不安定だったシャワーの出量や温度も安定しました。
ブームのサウナでは、利用者の声から備え付けのテレビを大きくしたり、露天の外気浴で整うためのベッドを男女ともに設け、利用客がゆったり癒やされる施設を目指しました。

利用客:「(リニューアルに)ワクワクして、オープンの10時に合わせて来た」
利用客:(ゆりの温泉の魅力は)「露天風呂もあるしお湯も気持ちいい」「身近でちょっと旅行気分というか温泉気分が味わえるところ」

ゆりの温泉(長崎エンタープライズ)井上由貴人取締役:
「非日常を1日過ごしていただけるような癒やされるような感じで過ごしていただきたい」

地下1400mからくみ上げた温泉水は「美肌の湯」とも言われ、地元の高齢者を中心に県外からも利用客が訪れていたゆりの温泉。
しかし、コロナ禍による来館者の激減などで経営は悪化。今年5月の5類移行後、客足が回復してきたものの、水道・光熱費の高騰が追い打ちをかけ、1カ月のガス代は2年前の約2.8倍に膨れ上がりました。

ゆりの温泉・井上取締役:
「経営的には厳しかった。かといってそれをそのまま直接(入浴料の)金額の方に影響はできないので、それもあって大きなボイラー関係を省エネタイプ等に変えたいと思って、今回クラウドファンディングと合わせて改修を行うことにした」

地域に愛される温泉を存続させたいと資金を募ると、1カ月半で目標金額の50万円を264%達成する132万4500円が集まりました。

ゆりの温泉・井上取締役:
「まだまだこれからいろんなところに新しいイベントとか新しく増やしていきたいのでぜひ皆さんに利用してもらいたい」

リニューアル記念として「いい風呂の日」の26日(日)まで入浴料を大人は通常900円のところ500円、子どもは450円を200円で利用できます。午前10時から午後11時までです。

NCC公式アカウント

サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.