27日朝、長崎県内に氷点下21度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となって各地で雹(ひょう)や霰(あられ)が降りました。まるで雪のように降り積もり、辺りは真っ白、車が立ち往生するトラブルも。午前8時ごろ、西海市西彼町では雷が鳴り響き、そのあと8時半ごろから約20分間、直径2~3センチほどのひょうが大きな音を立てて降り続きました。庭で栽培していたキャベツや白菜などの野菜にも被害が。西海市西彼町の国道206号では午前9時ごろ10センチ以上降り積もった雹(ひょう)で軽トラックが立ち往生。付近の約600メートルの道路で午前9時20分から約3時間にわたり片側交互通行規制が敷かれました。このほか佐世保市や大村市など各地で直径5ミリ以上の「雹(ひょう)」や5ミリ未満の「霰(あられ)」が降りました。