「つきまち横丁」開業に向けて、メルカつきまち・長崎市・NCCが協働事業

　長崎文化放送株式会社（長崎市茂里町3-2　代表取締役社長：大西 弘美　以下ＮＣＣ）は、ながさき市民生活便利館「メルカつきまち」とともに、長崎市の支援を受けて「つきまち横丁（仮称）」開業に向けて動き出します。

同プロジェクトは2023年5月にNCCを座長として、長崎市や長崎県などとともに「長崎つきまち横丁推進協議会」を組織し、長崎市築町の「メルカつきまち」地下にある築町市場の空きスペースにおいて計３回の実証事業を重ね、問題点の洗い出しや機運醸成を図って参りました。

　ＮＣＣの横丁プロジェクトは2020年2月、ＮＣＣ本社で「一夜限りの横丁」を開催し、人と人とが交流する場の創出と街の活性化を目的にスタートしました。その後、メタバースを活用したＶＲ横丁や、出島メッセ長崎のほか県内複数の場所で進めてきました。

　築町市場での実証事業では計約5000人を集客。複数の店舗が集まり、飲食を楽しむいわゆる「横丁」を市内の中心部（まちなか）につくることで、まちなか回遊拠点を創出し、ナイトタイムエコノミーを活性化します。長崎スタジアムシティや長崎駅周辺の開発により拡大する交流人口を中心部にも波及させ、長崎県産の魚や肉、地酒を楽しむことができるシンボリックな場所を創造。中長期的には人口流出対策に繋げるという狙いもあります。また、持続可能な社会の実現に向け、SDGｓに則した地産地消、循環型社会（食料廃棄物を循環させる等）、雇用の創出、エコキャップ運動、フードバンクなどの活動も行っていきます。

　当事業は「長崎つきまち横丁推進協議会」を中心に「協力団体」を多く募り、2025年春の開業を目指します。

<推進協議会>
長崎文化放送株式会社、長崎つきまち株式会社（メルカつきまち）、長崎市、長崎県 Ｆ.デザインＮＡＧＡＳＡＫＩ株式会社、NAIGAICREW、長崎都市経営戦略推進会議、 協和商工株式会社、株式会社長崎新聞社、十八親和銀行

<協力団体>
長崎市築町商店会、長崎市設築町市場協同組合、築町自治会

<問い合わせ>
長崎文化放送メディアビジネス局
095-843-7003