財務省は市場関係者向けの入札で10年物国債の利率を30年ぶりの高水準となる3.1%に設定しました。
財務省は6日、大手銀行や証券会社などを対象とした10年物国債の入札で表面利率を3.1%に引き上げました。
表面利率は国が国債の購入者に1年間に支払う利子の大きさを示します。
市場の長期金利に合わせて1996年8月以来、30年ぶりとなる高い水準に設定された形で、国の利払い費の増加につながり、財政を圧迫する要因となります。
SMBC日興証券の丸山凜途シニア金利・為替ストラテジストは「入札では投資家からの需要が強かった。今後、国債の利子を支払うための利払い費を賄うために政府が国債の増発に追い込まれないか注視していく必要がある」と指摘しています。