仕事で知り得た情報などをもとに、東京都内にある電気自動車の充電スタンドから電線ケーブル3本を盗んだとして、男が逮捕されました。
■“現場を熟知”白昼堂々犯行
整えていない髪に、黒いTシャツ姿で足早に歩く男。窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京・八王子市の今井伊織容疑者(30)です。
警視庁によると、今井容疑者は17日、東京・あきる野市の洗車場内に設置してある電気自動車専用充電スタンドの電線ケーブル3本、およそ6万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
現場は武蔵五日市駅から車で5分ほどの閑静な住宅地。設置された充電スタンドには、長さ6メートルのケーブルが地面にはわせるように伸びています。
実は今井容疑者、この充電スタンドの仕組みを熟知していました。というのも、2月ごろに上京してから、都内で充電スタンドや電柱を設置する仕事をしていたからです。
今井容疑者 「仕事で扱う電気ケーブルに銅線が入っていて、売ればお金になると思い、犯行に及んだ」
仕事で使用している充電スタンドの設置場所一覧を参考に、犯行場所を選定。いかにも仕事をしているように見せかけて、レンタルした高所作業車やケーブルカッターなどを使い、白昼堂々、犯行に及んだとみられています。
過去には、自分が仕事でケーブルを設置した場所からも、ケーブルを盗んでいる疑いがあります。
■盗んだ銅線は売却 使い道は?
今井容疑者は、盗んだ銅線を都内の金属買い取り業者に売却したと供述。その使い道は。
今井容疑者 「地下アイドルのライブに行くなどの遊ぶ金が必要であり、給料だけでは生活するのに足りなかったので、盗みをしてしまった」
地下アイドルの推し活や生活費に充てていたといいます。
都内では6月以降、同様の手口による犯行が20件以上起きていて、被害総額はおよそ680万円。警視庁は余罪があるとみて捜査しています。
(2026年9月19日放送分より)