アメリカで開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議が閉幕しました。ただ、中国の反対で共同声明の取りまとめには至りませんでした。
G20の会議は31日から1日にかけて、アメリカ・ノースカロライナ州で行われました。
会議の後、議長国のアメリカが発表した議長声明では「エネルギー貿易に対する継続的な混乱を懸念する」としたうえで、ホルムズ海峡の安全で予測可能な航行が持続的な成長を支えるため不可欠だと強調しました。
アメリカのベッセント財務長官は閉幕後の会見で、共同声明について貿易不均衡などを巡り中国が合意しなかったため、まとめられなかったと説明しました。
一方、ベッセント財務長官は日本の長期金利が3%台に上昇したことや財政健全化について記者に問われ、「デフレからの脱却を目指した改革で経済が再構築され、日本は今では世界で最も活気ある経済の一つになった」と評価しました。
ただ、「再インフレ化に成功した」からこそ、金利上昇への対応も念頭に「成功がもたらす結果について考える時期に来ている」と指摘しました。