高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分地の選定を巡り、政府が近く茨城県常陸大宮市に文献調査を申し入れることが分かりました。
政府関係者によりますと、経済産業省は茨城県常陸大宮市に対し、核のごみの最終処分地の選定に向けた第一段階となる「文献調査」を申し入れます。
文献やデータなどから地質などを調査する文献調査が実現すれば全国で5例目で、国が主体的に申し入れるのは2例目となります。
常陸大宮市は人口が3万5000人余りで、森林などがおよそ6割を占めます。
自治体が文献調査を受け入れると、国から最大で20億円の交付金が支払われます。
処分地の決定には約20年かかり、「概要調査」「精密調査」の段階でも地元の意見を聞くことになっています。
経産省が文献調査を申し入れることを受け、市民からは「怖い」などの声が上がっています。
市民 「よく分からないけど怖いというのと、どこに作るのかというのが気になる」 「まさか常陸大宮市にという感じでした。国からの補助などでバックアップされて、市民に還元されるなら考えても良いんじゃないか」