
干ばつが続くルーマニアで水位の低下が問題となっている川の岩盤を海軍が爆破しました。川の流れを変えて原発に冷却水を引き込むためだということです。
現地メディアによりますと、ルーマニア海軍は3日、国内を流れるドナウ川の岩盤を約180キロの弾薬で爆破しました。
干ばつが続くルーマニアでは、ドナウ川の水位の低下によってチェルナボーダ原発の冷却水確保が課題となっています。
今回の爆発で水の流れを妨げる岩盤を破壊し、原発へ水を引き込む方針です。
チェルナボーダ原発にある2基の原子炉のうち1基はすでに運転を停止していて、全面停止となればエネルギー危機に陥ることが懸念されています。
一方、同じくドナウ川が流れる隣国のハンガリーでは3日、マジャル首相が会見で国内唯一の原発を全面停止すると発表しました。
停止後の冷却に必要な水は確保できるとしています。
マジャル首相は猛暑が続く今後5日間が「最も厳しい時期になる」として国民に節電を呼び掛けました。