延長国会は24日が事実上の会期末ですが、日本維新の会肝煎り(きもいり)の「副首都法案」は成立の見通しが立たず、国会は再延長の可能性が出てきています。
野党は「どこの、誰のための法案かという疑問が晴れない」として、採決に応じない方針で一致しました。
立憲民主党 斎藤国対委員長 「すべての野党から採決には至らない。採決をすべき内容ではないと。再議決のために延長を官邸が考えられるのであれば、やむを得ないのではないか」
参議院では、特別委員会の委員長ポストを立憲がおさえているため、与党は採決を強行できません。
野党側は、採決の条件として、特別区設置の住民投票と地方選挙の同日選の禁止を付帯決議に盛り込むことなどを求めていて、与党は午後に改めて野党に返答します。
採決が行われない場合、与党は国会を9月までを念頭に大幅延長し、数の力を行使できる衆議院で再可決することも辞さない構えです。
総理周辺からは、「再延長するなら一度諦めた定数削減にもう一度踏み込む」として採決に応じない野党をけん制する声があがっています。
こうした高市政権に対し、中道の小川代表は「最大限の対抗措置を取りたい」として不信任案を提出する構えも見せています。