長崎は梅雨入り前ですが、29日から、大雨に関する警報などの防災気象情報が変わりました。長崎市南山手町にある長崎地方気象台に話を聞きました。
長崎地方気象台は1878年に「長崎測候所」として創設されました。国営の測候所としては全国で初めて設置された歴史のある気象台です。
29日から運用が始まった新たな防災気象情報。大雨の影響は、主に河川の氾濫、低い土地の浸水、土砂災害などが挙げられます。これらに関する警報などが「氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」にまとめられ、名称の頭に「レベル」がつけられます。これまでとどう違うのでしょうか。
長崎地方気象台・武次良孝さん:
「レベルの数字を聞いていただいて危険度がどのレベルまで高まっているかが分かりやすくなります。それぞれの警戒レベルに対応した住民の皆様にとっていただきたい行動は変わらないです」
西尾菜穂気象予報士:
「発表基準が変わるところがあると思うのですが、土砂災害などで注意が必要な部分はありますか?」
長崎地方気象台・武次良孝さん:
「土砂災害に関しましては、レベル3土砂災害警報が発表された場合は数時間後にはレベル4土砂災害危険警報が発表される可能性があるというふうに考えていただきたいと思います」
西尾菜穂気象予報士:
「具体的にどんなツールを使って視聴者の方が今どういった状況か確認されると良いでしょうか?」
長崎地方気象台・武次良孝さん:
「気象庁のキキクルというものがあります。気象庁のHPで確認することができまして、地図上で自分がいる場所がどのくらい危険度が高まっているかというのを5段階の色で確認することができます。これは土砂キキクルのイメージなんですけど、例えば長崎市の中でも危険度が上がっている地域もあれば、それほど危険度が高まっていない地域もあります。普段から自分が住んでいる地域にどのような危険な場所があるのかを把握しておくといざというときに役立ちますのでハザードマップも確認いただきたいと思っています」
長崎は坂が多く、少しの雨でも土砂災害が発生しやすい地域性があります。今年も梅雨入りに向けて、早めに大雨への備えを進めていきましょう。