また新たな投稿です。「良い人でいるのはやめだ」と書かれ、銃まで手にしたトランプ大統領の意図を専門家に聞きました。
■「良い人でいるのはもうやめだ」
以前は、まるでキリストのような自身の画像をSNSに投稿しましたが…。
今度は、山岳地帯の建物への激しい爆撃を背景に、サングラスをかけ自動小銃を手にした画像です。
トランプ大統領 SNSから 「イランはまともに行動ができない。核合意への署名の仕方も分かっていない。早く賢くなるべきだ!」
そして「NO MORE MR.NICE GUY!」。
「良い人でいるのはもうやめだ」と書かれています。
新たな威嚇でしょうか。ただ、この「NO MORE MR.NICE GUY!」という文言…。実は、今月19日にも投稿しています。
そして事態は、それ以前から動いていません。
アメリカ下院の公聴会でも“泥沼化”が指摘されました。
民主党 ガラメンディ下院議員 「大統領は自分自身とアメリカを、中東での新たな戦争の泥沼に引きずり込んでしまった」
これにヘグセス国防長官は激怒しました。
ヘグセス国防長官 「恥を知れ!まだ2カ月の段階で泥沼だと呼ぶのか!取り組みや成果、戦略的なチャンスを生み出せる戦場での成功、核を持とうとするイランに立ち向かう大統領の勇気。それを“泥沼”だと呼んで、敵に宣伝材料を与えるつもりか!その発言は恥ずべきものだ!」
ちなみにトランプ大統領は当初、4週間~5週間で終わると話していました。
サルード・カルバハル下院議員 「ヘグセスさん、前回言ったことは今でも変わらない。あなたはあの時も無能だったし、今も無能だ。無能さに関しては次から次へと成果を出し続けている。私からは以上です」
イランは、まずホルムズ海峡の封鎖を解除して、核の問題は後回しにするという提案をしていますが…。
トランプ大統領 「彼ら(イラン)は降参するしかない。ただ『参った』と言えばいい。今の時点で『核兵器を持たない』と約束しなければ合意はない」
ただ、そもそもイランは核兵器の開発はしていないという立場です。
膠着(こうちゃく)状態にも見えるなかでの「NO MORE MR.NICE GUY!」。何らかの意図はあるのでしょうか。
明海大学 小谷哲男教授 「再び攻撃をほのめかして、イランに対する圧力を強化している。アメリカとすれば、海上封鎖がかなりイランに対しては効果的。当面は海上封鎖を継続すると思うが、イランが協議の再開に応じそうにないと判断すれば、軍事攻撃を実際に再開することも、この先十分あり得る」
ロイター通信などが行った世論調査では、トランプ大統領の支持率は第2次政権で最低を記録しています。
明海大学 小谷哲男教授 「民主党に対する支持が広まっているわけではない。大きく行動を変えなければならないと感じていない」