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2026/2/6(金) 23:30

“高市の風”で自民vs維新どうなる?「大阪5区」6候補 国民・れいわ・共産・参政

  • #政治

6人が立候補した衆院選「大阪5区」、“高市人気”の風で自民vs維新の与党対決はどうなるのか?国民・れいわ・共産・参政を含むすべての候補に密着しました。

■秘密兵器は「サナエちゃん」!?返り咲きねらう自民・元職

(自民党元職杉田水脈氏(58))「おはようございます。「高市」と言うと皆さん振り向いてくださる。今日は秘密兵器があります。高市さんの」 自民党の杉田水脈さんがこの日のために用意した「秘密兵器」とは… (杉田水脈氏)「きょうから投入の『サナエちゃん』です。一緒にやります」 Q.高市さんの風は感じる? (杉田水脈氏)「これ全部高市さんの風だと思います」

(杉田水脈氏)「高市政権の歩みを止めない、そのためにも大阪5区からは杉田水脈、杉田水脈、杉田水脈と投票用紙に書いていただくことが高市総理に対する「YES」、高市総理に対しての信任を渡すことになるんです」 ここは、前回の衆院選で維新の候補が勝利した大阪5区。杉田さんは“異例の与党対決”に挑みます。 (テレビ朝日千々岩森生記者)「手応えはいかがですか?」 (杉田水脈氏)「手応えはめちゃくちゃいいです。私が今まで戦ってきたどの選挙よりもすごく良いです。『わたし大好きやねん、高市さん』みたいな奥様方みたいな方がいらっしゃったりとか、今までそんな声をかけられたことはなかった」 2022年、過去の差別的発言が問題となり総務大臣政務官を辞任した杉田さん。 (杉田水脈総務政務官(当時))「LGBTは生産性がないという部分と、それからアイヌ、チマチョゴリなどの民族衣装について揶揄した部分につきまして、謝罪と撤回をさせていただきました」 返り咲きがかかった今回の選挙。演説では、連立相手の維新への批判も… (杉田水脈氏)「(維新の)『身を切る改革』で公務員を切っていけば人は救えない。身を切る改革でみなさんの生活、良くなりましたか?」 Q.結構、維新の批判をするんですね 「維新の批判はあまりしないようにと思っているんですけど、ちょっと差別化しないと。そろそろ、中盤になってきたので」 Q途中、(高市総理の)パネルが倒れそうになってましたね。維新の批判をしていたら 「高市さんに怒られてるかな、そんなことはないと思うけど」 終盤戦、杉田さんの応援にはこの人も… (安倍昭恵さん)「ものすごく日本を愛して、はっきりとモノをおっしゃるので、大変に誤解も今までたくさん生まれてきたんですけれども。主人も本当に杉田水脈さんに期待をしていました。女性でしっかりした保守の考え方を持った、こういう方が高市総理の下で働くことによってこの日本が本当の意味で変わっていく」 (杉田水脈氏)「保守というのは国を守りたい人々を幸せにしたいという思想です。やっぱり優しい政治って保守だと思うんですよね。皇室の問題であるとか拉致の問題であるとか、さまざまな問題に取り組んできましたから保守的と言われますけれども、今もそこのところは貫いていきたいなと思っています」

■「ゲイの当事者」共産党新人が訴えたいのは…

(日本共産党新人湊隆介氏(42))「あららららら、けっこうお歳ですか?かわいいね、私ワンちゃん大好きだから」 共産党の新人・湊隆介さんは、自らも性的マイノリティであると明かした上で「あきらめなくていい日本」にしたいと訴えています。 (湊隆介氏)「私は男性の同性愛者、ゲイの当事者です。いま日本には同性婚、選択的夫婦別姓制度、そういう仕組みがないという中で、今までパートナーとの結婚を諦めてきました。でも、こういった私のあきらめも含めて、今まで特に選挙に行ったことがない皆さんと一緒に突破していく」

その湊さん。かつて性的マイノリティに「生産性がない」などと主張した杉田さんと遊説場所がバッティングしました。 (湊隆介氏)「うちもここで今日は」 (杉田水脈氏)「ちょっと色々、場所だけあれして」 (杉田水脈氏)「取材、一緒に映ります?」 (湊隆介氏)「こんなところ映されたらまた色々ね」 (杉田水脈氏)「今日はよろしくお願いします。ありがとうございます」

(湊隆介氏)「率直に言うと、普段の杉田さんと、例えばさっき演説なさってた時とか差別的投稿を書かれる時の杉田さんのギャップが激しすぎて、よくわからないっていうのは正直なところですね。これはゲイの当事者にとっては自分の生き死にに関わることなので。それはものすごく戦いがいがあります。“戦いがい”って偉そうですけど、戦いがいがあると思っていますね」

■前回勝利の維新「本物の吉村さん」で勝負

杉田さんの挑戦を受ける日本維新の会の梅村聡さんは戦略会議を開きました。 (日本維新の会前職梅村聡氏(50))「過去にも国政選挙でこの時期にやるのはなかったので、すべてのシチュエーションで想定外のことが多い。ちょっと分析しながら、これからの先の戦略を考えないといけないなと」

Q.自民党は「高市さん推し」でやっている。杉田氏の横に(高市総理の)等身大のパネルが 「あー。うちは本物の吉村さんですから。パネルと本物どちらがいいのかね。うちはパネルなんか出さなくても、本物がこうやって来てくれますんでね」 吉村代表が応援に駆けつけました。 (日本維新の会吉村洋文代表)「政治を前へ進めていきます。吉村です。梅村さんをよろしくお願いします。吉村です、梅村さんをよろしく。その写真を拡散してください」 “高市人気”を追い風にする自民候補をどのように迎え撃つのでしょうか?

Q.与党対決、やりにくさは? (吉村洋文氏)「爽やかに戦ってやりきった方がいいと思います。古い自民党だとなかなかできないことがいっぱいありますから。改革が自民党で進まないところを、日本維新の会が進めていくということをやりたいと思っています」 Q.自民・杉田さんは「身を切る改革じゃ前に進まない」と言っていた (吉村洋文氏)「身を切る改革で大阪めちゃくちゃ前進させたんで、杉田さんも頑張ってください。僕らも頑張りますんで。まず約束を守る政治から始めましょう」

前回、初めて大阪5区から出馬して当選した梅村さん。内科医として働いた経験から、社会保障制度の改革が必要だと感じています。 (梅村聡氏)「自民党さんも一部は抵抗される方々もおられますが、私は日本維新の会の社会保障調査会長として、みなさんの社会保険料が少しでも安くなるような政策を前に進めていきたいと考えております」 (千々岩記者)「ガラッと構図が変わって、同じ連立を組む仲間・自民党と戦うという、これは状況としては前代未聞ですけど。どうでしょう実際に戦ってみて」 (梅村聡氏)「私はむしろこの方が自然なんだと思います。というのは連立を組んだから、その片方がそこの選挙区に出さないということは、有権者の方からすると、選択肢が少なくなるわけですよね。「何党がどうだ」ということについて、私は本当に意識しないんですよ」 対決相手が誰であろうと自分たちの選挙をやり抜く。それが維新流だと梅村さんは言います。

(吉村洋文氏)「いま自民党強いですから。負けないようにがんばります」

■党首討論などで話題れいわ共同代表

(れいわ新選組前職大石晃子共同代表(48))「あなたの1票で大石晃子を再び国会にぶちこんでください。高市政権、そして自民と維新の政権、嘘つきだらけの政権をあなたの力でぶっ潰してください」 れいわ新選組の共同代表で、前回大阪5区で比例復活した大石晃子さん。 「たこ焼き食べてるときにすみません、ありがとうございます。18歳以上ですか?このエリアにお住まいだったりする?(いいえ)そうですか、でも全国比例はれいわと書けるんです、選挙行ってください」 自民と維新の与党対決に割って入ろうとしています。 (大石晃子氏)「この自民・維新の連立内閣自体が内閣総辞職だろうということを申し上げていて、そのうちの維新の方がまさに国保逃れですよね。私から言わせれば本性さらけ出しちゃったなと。社会保険料を下げると公約に掲げていますけど、維新の議員の社会保険料を脱法スキームで下げていたという」 大石さんは自民・杉田さんへの対決姿勢もあらわにします。 (大石晃子氏)「両方きっついオバハンやけど、きっついオバハン対決やけど、本質的に全然違う。自分が“裏金議員”でありながら、生活保護の方々に向かって「不正受給は許さない」というのは、国民に生活保護をもらっている人=不正受給者というイメージを刷り込むものですよね」

(大石晃子氏日本記者クラブでの党首討論会先月26日)「もう1分終わるって言われてるんですけど、私の質問時間いいのでぜひ時間ください、言わせてください」 党首討論会では、持ち時間を超えても主張を続け… (司会)「すみません、時間になりましたのでまとめていただければ」 (大石晃子氏)「はい、世界も大動乱になって、この1カ月だけでもすごく日々変わっているんですよ。そういう情勢の中で高市さんが解散して…」 (司会)「大石さんすみません、みなさん同じ条件で」 (大石晃子氏)「高市総理もそう思うんじゃないですか」 (大石晃子氏報道ステーション先月26日放送)「そもそも解散とか言って、これド厚かましい話で内閣総辞職ものなんですよ」 テレビや国会での発言がたびたび物議をかもしてきた大石さん。 (千々岩記者)「こうやってお話していると、すごく普通なんですけど。あれってわざとやっているんですか?戦略的に」 (大石晃子氏)「やっぱり権力者だったり、本当に悪いことをしている人たちを目の前にしてちゃんと強く言うことで、「あれ?何が起きているんだろう」って多くの人がやっと見てくれるってことになりますよね。まあそういうひとつの作風だと思います」 (千々岩記者)「作風?」 (大石晃子氏)「まあ性格でもあります。それが性格にも合っているってことですね」

■国民新人は弁護士“公明票”の受け皿に?

(国民民主党新人前田英倫氏(51))「こんにちは、前田英倫、国民民主党新人の前田英倫です」 商店街で名刺を配るのは国民民主党の新人、前田英倫さん。 (千々岩記者)「初めての選挙戦ですよね?」 (前田英倫氏)「そうですね、はい」 (千々岩記者)「まだ情勢厳しいと思いますがそこはどうでしょう?」 (前田英倫氏)「これから頑張って浸透させて頑張ろうかなと思っています」 知名度不足の新人候補。しかし、今回大阪5区では中道改革連合の候補が出ていないため、前田さんが“公明票の受け皿”になる可能性が指摘されています。

大阪5区は、「常勝関西」と呼ばれる公明党の牙城のひとつです。前回、2024年の衆院選では、維新の梅村さんには敗れたものの公明党候補がおよそ6万5000票を獲得しています。 (公明党大阪市議会杉田忠裕市議)「よろしくお願いします」 この公明票はどの候補者に流れるのか?地元の公明党市議に聞きました。 (千々岩記者)「この5区は中道候補がいないということで、ここはどうしましょうか?」 (杉田忠裕氏)「非常にこれは悩ましい。非常に悩ましい話でございまして、非常に悩んでおります。本当に中道の候補者が出ていれば、当然簡単な話ですけども」 (千々岩記者)「本当は出てほしかったですか?」 (杉田忠裕氏)「はい、もちろんです。本当に残念です」 公明党関係者によると、すでに複数の候補者から直接アプローチがあるといいます。 (千々岩記者)「その維新の方に投票行動が向く可能性もありますか?」 (杉田忠裕氏)「ないです」 (千々岩記者)「これは明確にない?」 (杉田忠裕氏)「ないと思いますよ。それは争ってますから。今まで5区で。今さら「維新さんを応援して」とは言えないですよ」 (千々岩記者)「自民党はどうですか?」 (杉田忠裕氏)「自民党さんは今までの付き合いがありますんでね。自民さんでしたら応援はしたいんですけども、やはり候補者によりますので“人物本位”で。公明党は“人物本位”でいくと言ってますんで」 (千々岩記者)「国民民主党はどうでしょうか?」 (杉田忠裕氏)「ベースが連合さんですので、あえて言えば誰だと言われましたら、国民民主さんが普通かなと思いますけども。それも“人物”ですので。一概にどうなのかというのは言えないです」

弁護士出身の前田さんは、様々な法律の壁に直面したことで政治の世界を志したといいます。 (前田英倫氏)「「その法律だれが作った?」ほんと叫びたくなることが何度も何度もありました。だから私は大阪の地から弁護士の壁を打ち破って国会議員になって、おかしな法律をぜんぶ変える。そういう思いでこの大阪から立候補させていただきました」 (国民民主党玉木雄一郎代表)「選挙を政治家の就職活動にしない。政治家としてやりたいことがあるから、変えたい立法があるから、そんな思いが集まったのが私たち国民民主党です。その1人が前田英倫です。まず、この彼の志に、みなさんに拍手を送っていただきたいと思います」

■参政新人はパート勤務で2児の母働きながらの選挙戦

参政党の新人、松山恵子さんには大学生になる娘が2人います。 (参政党新人松山恵子氏(52))「大学生の娘2人がホントにお金がないから「このままいったら、結婚・出産、絶対無理やわ」と言うんですね。このままの状態で、ただでさえ、いま日本の出生率は低いのにさらに輪をかけてお金がないから産まれへんわって言わせているような日本をなんとかしたいんです。美しい日本をこの代で壊すわけにはいかないんです」 娘たちの学費を工面するため、松山さんは選挙活動の傍ら鍼灸院でのパート勤務を続けています。 Q.働きながらの選挙戦、このあとも働く? (松山恵子氏)「はい、今から仕事です。3時から」 Q.保守系の候補が多いが埋没する懸念は? (松山恵子氏)「私は主婦じゃないですか。庶民の私が訴えられることをそのまま感じていることを、熱意を伝えることで分かってもらえる方が絶対にいるので、そこですね。絶対に伝わると思っているので」

「1、2、参政党!ありがとうございました」

投開票日は2月8日です。

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