
自民党と日本維新の会は北陸新幹線の延伸などを議論するプロジェクトチームの初会合を開き、ルートを検討する整備委員会を設けることで一致しました。
与党整備新幹線建設推進PT維新 前原共同座長 「自公政権の長い歴史のなかで色んな議論があって、小浜・京都ルートに決まったということについては、我々はそれはよく理解をしている。特に京都の方々からそれに対する反対、異論というのが多々ございます。米原ルートを俎上(そじょう)にのせるということで、新たにお訴えをさせていただいた」
北陸新幹線の敦賀・大阪間の延伸を巡っては、2016年に「小浜・京都ルート」が選定されましたが、費用の増加や環境への懸念などの理由で未着工のままです。
維新側は滋賀県を通る「米原ルート」などを含む8ルートを提案していて、現行ルートの見直しを求めています。
両党は整備委員会を設置し、15日から具体的な議論を始めるということです。