■脱輪タイヤ“炎上”なぜ燃えた
日本最大の湿原「釧路湿原」の近くで起きた火災。近くの道路には左側の前輪の外れた大型トラックが…。
そして、そのトラックの後方には外れたタイヤでしょうか、ゴムの部分が溶けたように輪郭が歪んでいます。
付近の作業者からの通報 「外れたタイヤから火が出て、草に燃え移りそうだ」
外れたタイヤが燃える…。
たしかに、こんな映像が残されています。炎を吹き出しながら転がってくるタイヤ。日本でもありました。
運転手 「まじか…」
転がってくるタイヤは燃えているように見えます。専門家は…。
交通事故鑑定 ラプター 中島博史所長 「基本的にはタイヤ周りは燃えないです。タイヤの円の内側が赤くなっているように見えるので、ホイール側(金属部分)が加熱している状態では」
加熱の原因は車軸やベアリングなどの故障が考えられるといいます。
交通事故鑑定 ラプター 中島博史所長 「軸と他の金属部品などが擦れ続けた状態で走行を続けたか」
釧路市で起きた火災は近くの建物にも延焼。警察と消防が原因を詳しく調べています。