
政府が21日にも策定する経済対策を巡り、自民党の若手議員らが高市総理大臣に対して25兆円規模の補正予算案の編成を提言しました。
責任ある積極財政議連 中村裕之共同代表 「日本の底力を引き出す真水25兆円規模の戦略的補正予算編成に関する提言。責任ある積極財政を推進する議員連盟でございます。提言書を手交させて頂きます」
自民党の「責任ある積極財政議連」のメンバーが総理官邸を訪れ、2025年度の補正予算案について総額25兆円を超える規模を確保すべきと提言しました。
高市総理は「満足のいく形に仕上げたい」と述べたものの、具体的な金額についてはなかったということです。
議連の提言では「今こそ長年の『緊縮の常識』を見直す」として、「高市政権が掲げる「『責任ある積極財政』を強力に後押しする」と強調しています。
その財源については「成長投資や危機管理投資のための国債発行は躊躇しない」としました。
25兆円の内訳については物価高対策などに6.3兆円、危機管理投資などに14.7兆円、防衛費に2.2兆円などと積み上げています。