佐世保市の職員が女性の下着を盗撮し、逮捕されました。職員は「休暇中の旅行先での出来心」と話し、市は14日付で停職3カ月の懲戒処分にしました。
佐世保市保健福祉部の50代の男性職員は、有給休暇を使って1人で東京を訪れていた9月23日(秋分の日)の午後10時すぎ、人通りの多い公共の場で犯行に及びました。
上が開いたバケット型のバッグにデジタルカメラを上向きに入れ、動画撮影しながら女性のスカートの下に差し入れ、下着を盗撮しました。不審な行動を目撃した通行人が警察に通報し、翌日、警視庁が職員を逮捕しました。
職員は市の聞き取りに対し、「休暇中の旅行先で出来心で撮影してしまった」と話したということです。市は14日付で、停職3カ月の懲戒処分とし、職員は同日付で辞職しました。
市は「綱紀粛正を徹底し、信頼回復に向けて取り組む」としています。