14日に開業1周年を迎えた長崎スタジアムシティ。運営するジャパネットホールディングスの髙田社長が会見を開き、1年を振り返りました。
ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長(46):
「感覚としては計画に近い形では来てるかなという印象です」
開業1年の来場者は485万人。
ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長(46):
「この数字が良いのか悪いのかっていうのは正直僕もあまりわかってないです。前、外部機関に試算していただいたときに七百何十万人という数字はあったんですけど、僕らはあまりその数字覚えてないというか気にしてなくて。感覚的には良く入っていただけたなという感じです」
サッカーやバスケットボールの試合に加え、音楽ライブや歌舞伎など自主興行も実施しました。平均来場者は、平日が約1万2000人、休日の試合やイベント時は約2万人から3万人。
平日と休日の差について髙田社長は…。
ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長(46):
「差が合って当然だと思っていますし、差があっても良いと思っていて、テナントさんによっては平日をもっとにぎわせたいということは聞くんですどもちろん同じです。平日も盛り上げたいし、休日も盛り上げたいんで、この差よりも全体の底上げを頑張るという感覚でやっていますかね」
スタジアムシティ内で働く人は、ジャパネットグループの新規雇用やオフィス棟に入る企業の従業員も含めて2000人を超え、雇用創出にもつながっています。一方、運営面では見直しも進めています。
ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長(46):
「ちょっとしたことだったら現金を使いたいという声もありまして、今切り替えを進めています」
これまで基本だったキャッシュレス決済に加え、一部の店舗に自動釣銭機を導入し、施設内のKIOSK端末や自動販売機でも現金が使えるようにするなど現金対応に取り組むと発表しました。
さらに利便性向上のため、スタジアムシティ内にチケットセンターを開設し、専用アプリ以外からもチケットが買えるようにします。2年目は来場者数650万人を目標に掲げています。