犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていました。
メダカ約200匹、時価20万円相当を盗んだとして南島原市の48歳の男が逮捕されました。
被害者:「同業者なので許せませんよね」
8月8日金曜日の午後9時43分、南島原市内の人通りない細い道路を、ロゴ入りの黒っぽい帽子とTシャツ、グレーの短めのズボンにサンダル姿の男が歩いてきます。右手には網を持っています。
男は住宅の前に置かれた水槽の前まで来ると、周囲を見回したあと、水槽に網を入れ始めました。6つある水槽のうち、5つの水槽に網を入れたあと、男は来た道を引き返していきました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは南島原市布津町甲の露天商・大島康史容疑者48歳です。
8月8日(金)の午後9時40分ごろ、南島原市内の60代の被害者の自宅敷地内にある水槽から、メダカ約200匹を網ですくって盗んだ疑いが持たれています。盗まれたメダカは1匹1000円ほどで、合わせて約20万円に相当します。
調べに対し、大島容疑者は「売るつもりで盗んだ」と容疑を認めています。
被害者:
「『人をキャッチしました』ということで連絡が入ったので、防犯カメラから。それで気づいたという感じです。(Q.犯行の様子を防犯カメラで見た時どのように思った?)もう笑いしかなかったです。今年は暑かったので小屋の中に(水槽を)移動させている途中、5樽だけ私がきつかったので、やめていたんですよ。これを先に移していれば良かったんですけど。メダカぐらい買えばいいのにね。100万円もするメダカは道には置いとかんわけですからね、うちのは持って行っても1000円、2000円くらいのメダカなので、少し買って自分で増やせばメダカはすぐに増えるので何を考えているのかなって感じですよね」
南島原市内ではほかにもメダカが盗まれる被害が発生していて、南島原署が余罪などを調べています。