総理指名選挙21日実施へ　衆院議運委理事会で決定

　与野党は石破総理大臣の後任を選ぶ総理大臣指名選挙を来週21日に行うことで大筋合意しました。石破内閣が総辞職し、新たな政権が発足します。

　総理大臣の指名選挙は国会の召集日に行われるのが慣例ですが、公明党の連立離脱を受け多数派工作を巡る各党の動きが活発化し、日程が決まらない異例の事態となっていました。

　また、臨時国会の会期について10月21日から12月17日までの58日間とすることでも合意しました。

　自民党の高市総裁は、総理大臣に選出されれば物価高などに対応する経済対策の策定を指示する方針で、その裏付けとなる2025年度補正予算案や企業・団体献金のあり方などを巡って論戦が交わされる見通しです。