暑さが落ち着き使用機会が減った携帯用扇風機など、リチウムイオン電池を使った製品を安易に他のごみと一緒に捨てないよう注意が呼び掛けられています。
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやスマートフォンのほか、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、携帯用扇風機など、様々な製品に使われています。
消費者庁によりますと、リチウムイオン電池が原因とみられる発火などが今年3月までの5年間でおよそ2350件確認されました。
リチウムイオン電池は強い衝撃や圧力、熱に弱いため、落としたり高温の場所に置いたりしないほか、異常を感じたら使わないことが必要だとしています。
また、ごみ処理施設での事故も増えていることから、可能なものはリサイクルすることや、廃棄する際も電池を使いきり他のごみと一緒にしないなど、適切に処分するよう呼び掛けています。