トランプ大統領 国連総会で演説　国連とパレスチナ国家承認批判

　国連総会で各国の首脳による一般討論演説が始まり、アメリカのトランプ大統領は、国連が国際紛争の解決などで機能していないと批判しました。

アメリカ　トランプ大統領 「国連には非常に大きな可能性があるが、今のところ期待にほとんど応えていない」

　第2次政権発足後、初めて国連で演説したトランプ氏は、外国の紛争を自ら調停してきたと強調する一方で「国連は我々のために存在していない」と批判しました。

　パレスチナ情勢を巡っては「ハマスは和平に向けた合理的な提案を繰り返し拒否している」としたうえで、パレスチナの国家承認はハマスにとって過剰な「報酬」になると反対する姿勢を改めて示しました。

　また、ガザでの紛争終結のため、ハマスに人質の即時解放を求めることで団結すべきだと訴えました。