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2025/9/7(日) 23:30

新総裁の座巡り… “ポスト石破”小林氏「仲間と相談」 海外メディア分析は

  • #政治

石破総理、急転直下の辞任表明となりましたが、早くもポスト石破に向けて様々な動きが出ています。

■総理辞任表明 早くも駆け引き

(自民党 小林鷹之衆議院議員)「これからですね、おそらく総裁選が行われることになると思いますけど、今回、自民党の再生にとってラストチャンスだと思っておりますので、私を含めて党所属の全ての国会議員が、その認識を共有して国民のみなさんの力をお借りしながら、政策をしっかりと前に進めていく。そうしたきっかけにしなければいけないと受け止めました。自民党の国会議員の中では、ベテランも若手も、“ワン自民”としてですね、しっかりとまとまれるような、そういう体制を作るということが急務だと。また、仲間としっかりと相談していきたいと考えています。」

(自民党 森山裕幹事長)「幹事長として総裁を支え切ることができなかったことを大変申し訳なく思います。私は党内議論は活発であるべきだと基本的に思っています。ただ、党が二分するようなことがあってはならないと思います。」

(自民党 小野寺五典政調会長)「役員の1人として、どのような形で総裁選を行うかということを、幹事長を中心に議論をしていくということになると思います。また多くの党員の皆様が、やはり自民党にもう一度しっかりしてほしいという声を届けるためにも、広く声を集めるような形の総裁選、これも重要かと思っております。」

(自民党 遠藤利明衆院議員)「きのうの夜遅く総理に近い方から、それらしい話のメールはありましたけど、まだまだどういう状況になるかわからなかったので総理総裁として賢明な判断をされていただいたと同時に、分断を避けるという思いで、大変重い決断をしていただいたと、改めて感謝をしたいと思います。」

一方、連立を組む公明党は… (公明党 斉藤鉄夫代表)「保守・中道路線、私たちの理念に合った方でなければ、当然これは連立政権を組むわけにはいきませんので、そういう議論がこの総裁選挙の中で行われることが望ましい。連立の拡大云々というのはその先の話ですので、まだ申し上げるには早いかと思います。」

■野党追及弱めず「政治空白」を指摘

野党は… (立憲民主党 野田佳彦代表)「総裁選のやり方は、日程は自民党が決めることではあるが、さらにまた政治空白が続くと、特に物価高対策は、私は急務だと思いますけれども、それがどうなるか、大変心配な状況だと思っています。」

(共産党 田村智子委員長)「石破首相の辞任は当然のことだと考えます。ただ、問われているのは自民党全体の責任だと。本当にたくさんの課題が今問われているわけですから、早く臨時国会を開いて国民の要求にこたえていくべきだと強調したいと思う。」

(国民民主党 玉木雄一郎代表)「難しい判断だったと思うが、結果として政治空白が長引いてしまって、急がれる物価高騰対策が遅れてしまったことは残念だと思います。」

(参政党 神谷宗幣代表)「石破政権がなぜ国民の支持を得られなかったのかということを、しっかりと次の総裁になる方は分析して、ただただ首をすげかえて、人気がある人をすえて選挙をやるということではなくて、根本的に自民党が進めてきた政策というものを見直していただきたいということを強く言っていきたい。」

(日本維新の会 藤田文武共同代表)「国内外ともに非常に緊迫した、そして課題山積の状況でありますから、いつまでも内向きの闘争をしている暇はないということでありますから、私たちもしっかりと準備をして国会論戦に臨みたいと思います。」

■海外メディア「後継は高市氏、小泉氏か」

アメリカのブルームバーグは「就任から1年も経たないタイミングで、選挙での相次ぐ敗戦から辞任する」と速報で報じ、「後継者が決まるまでの数週間は、日本の政治が不透明になる」と指摘しています。 イギリスのフィナンシャルタイムズは、石破氏の後継について前回の総裁選で、僅差で敗れた高市早苗氏と小泉進次郎農水大臣が争うことになると報じています。 中国のSNS「微博(ウェイボー)」では「石破氏が辞任を決意」の言葉がトレンドランキング1位にランクイン。 韓国の東亜日報は、石破総理が辞任すれば日韓関係が再び不安定な状況に置かれるという分析がある、と報じています。

■有権者の声「残念」「決断遅かった」

石破総理の地元・鳥取では… 「号外でーす」 「辞めたんですか?」 「辞められた」 「鳥取県民として、ちょっと悲しかったですね。高校が石破さんの出身のところなんで、ちょっと応援していたんですけど、残念でした。」 Q.石破総理が先ほど辞任の意向を固めたと 「えっ。本当ですか…言葉にならないです。」 「残念ですね。せっかく人気が出ましたのに。ちょっと早いですよね、辞められるの、残念ですね。続けてほしかったですね。」 東京では… (医師(70代))「遅かったなと思います。自分の言っていることと、今やっていることが真逆だと思う。」 (会社員(40代))「今、とりかかっている関税などあるので、それをやると言っていたので、結局辞めちゃうのか、やりきっていただきたかった。」

9月7日『有働Times』より

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