日本航空また“飲酒トラブル” ホノルル発　最大18時間遅れ

　またしても日本航空で機長の飲酒トラブルです。

　日本航空によりますと、先月28日、ハワイから愛知県の中部国際空港へ向かう便に乗務する予定だった機長が…。

機長 「乗務の前日に飲酒しました」

　関係者によりますと、機長は60代の男性。乗務は取りやめとなり、ホノルル発の3便に最大18時間の遅れ、乗客約630人に影響が出ました。

　日本航空では2018年以降、機長らによる飲酒問題が相次いで発覚。運航に支障を出すトラブルを度々、起こしてきました。

日本航空　鳥取三津子社長 「深く改めておわび申し上げます」

　去年12月、国土交通省から「業務改善勧告」を受け、再発防止策として乗務員の滞在先での飲酒を禁止していましたが、またしても飲酒による運航トラブルが起きたのです。

　国交省は今月3日午前、日本航空に監査に入り、飲酒に関する再発防止策の実施状況などを確認するということです。