自民・森山幹事長が両院議員総会で辞意表明 扱いは石破総裁に一任へ

　森山幹事長は辞意を表明したものの、「石破総理に進退を預けた」と話しました。これはどう見ればいいのでしょうか。自民党本部前から報告です。

　（政治部・森洋介記者報告） 　出席者によりますと、森山さんが辞意を表明したその場で総理が慰留したという話も入ってきていますので、2日にこの場で辞任するのではなく、しばらくの間、続投する可能性を示したのではないかという見方があります。

　（Q.まだ続投という可能性もあるということですか？） 　続投といいましても、役員の任期は9月の末で、1年間で切れるものですので、そこまで続投する可能性はまだ残っているのかなと。きょうあしたでやめますという話ではないのかなとみられます。

　（Q.総裁選の前倒しへの影響というのはどのようになってくるのでしょうか？） 　2日の総会で参議院選挙の総括も示されましたので、今後その総裁選の前倒しの意思確認というのが始まります。

　8日には前倒しするかどうかが正式に決まる見通しです。

　参議院選挙の総括を見てから前倒しを求めるかどうか考えたいと話す議員も多いため、賛否を巡る多数派工作はこれから本格化していくものとみられます。