ブラジルのボルソナロ前大統領がアルゼンチンへの亡命を画策していたことが分かりました。
AP通信が確認したブラジル連邦警察の捜査資料によりますと、ボルソナロ氏の携帯電話からアルゼンチンのミレイ大統領に宛てた亡命を要請するメッセージの下書きが見つかりました。
この下書きには「政治的迫害に遭い、命の危険を感じている」と記されていたということです。
実際に送信されたのかどうか、分かっていません。
ボルソナロ氏は、2022年の大統領選の敗北後にクーデターを企てた罪などで起訴されました。
逃亡の恐れがあるとして去年2月にはパスポートを没収され、今月初めから自宅軟禁を命じられています。
メッセージを下書きしたのはパスポート没収の2日後だということです。