7月の首都圏の新築マンションの平均価格は去年より3割近く上昇し、4カ月ぶりに1億円の大台を超えました。
不動産経済研究所によりますと、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏のマンション1戸あたりの平均価格は1億75万円でした。
去年より28.4%上昇し、3カ月連続で前年を上回りました。
この上昇を牽引(けんいん)したのは東京23区の平均価格で、1年前より24.4%高い1億3532万円でした。
大規模物件の売り出しが増えるなか、東京・中央区では平均1億8500万円のタワーマンションが即日、完売しました。
不動産経済研究所は価格上昇傾向が続くなかでも高額物件の売れ行きが好調であることから、秋商戦は一段と価格が上昇する可能性もあると分析しています。