ゼネコン大手の大成建設は海洋土木大手の東洋建設をTOB(株式公開買い付け)などを通じて買収すると発表しました。建設業界では過去最大規模の買収となります。
買い付け期間は今月12日から来月24日で、買い付け価格は1株あたり1750円、買収額は約1600億円と建設業界では過去最大規模だということです。
この買収方針に東洋建設は賛同していて、大株主も応募する方針です。
建設業界には人手不足や資材費の高騰などの課題があり、大成建設は今回の買収で人材の有効活用や部材の共同調達など経営の効率化を進めたいとしています。