「百日せき」の全国の患者数が1週間で3399人となり、6週間ぶりに減少したものの依然高い水準です。
JIHS(国立健康危機管理研究機構)によりますと、7月27日までの1週間に報告された百日せきの患者数は3399人で、前の週の3908人より減りました。
6週間ぶりの減少ですが、依然、高い水準になっています。
都道府県別で最も多いのが東京の302人で、次いで埼玉の241人、群馬の186人でした。
百日せきは、せきが長く続くのが特徴で、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあり、厚生労働省は注意を呼び掛けています。