JA全中の会長が辞任発表　システム開発の頓挫で200億円損失

　JA全中＝全国農業協同組合中央会は、全国の農協で活用する予定だった業務管理システムの開発が頓挫したことで、200億円規模の損失が発生する見込みです。

全国農業協同組合中央会　山野徹会長 「今後に向けて事業を刷新していくというスケジュールや議論の大枠について、一定のめどがついたことから今、意思を固めたということでございます」

　1日の会見で山野会長は、責任を取る形で来年3月に会長を辞任すると明らかにしました。

　巨額の損失を埋めるため、東京・大手町にあるJAビルの所有フロアを売却することについては検討中と説明しています。

（「グッド！モーニング」2025年8月2日放送分より）